年齢の異なる2・3・4歳児が同じクラスで生活やあそびの場を共にします。昔はきょうだいや近隣の子どもたちが自然に異年齢の遊び仲間を作り、育ちあう場がありました。しかし、現在は少子化によって異年齢児のかかわりが激減し、就学後は小中高大学と長い年月を同年齢の集団で過ごします。縦割り保育では、一般の社会と同じように異年齢で一緒に生活をします。その中で年下の子への優しさや思いやり、年上の子に対する憧れや目標とする気持ちが生まれ、社会性や協調性、共感性、自己肯定感などが育まれます。
食育は、生きることの基本である「食べる力」を育み、食べることを楽しみ、食材や調理をしてくれた人への感謝の気持ちを育てることをねらいとして取り組んでいます。
三ッ葉保育園では、自然に恵まれた環境の中、“みつばっこ農園”で四季折々の野菜や果樹を子どもたちと一緒に育てています。
園独自のオリジナルメニューでは世界の伝統料理や子どもからのリクエストを取り入れるなど
計算された栄養価と見た目も楽しめるような盛り付けで子どもに大好評です。
SDGsや身近な食材のもつ栄養価は体にどんな働きがあるのか
日本の食文化や行事食についてなどの食育講座を行っています。
乳幼児期の運動は、その後の体力・運動能力の基礎となることはもちろん、人格形成や心の発達、学びにも繋がります。保育中の運動には「走る、跳ぶ、止まる、投げる、蹴る、登る、転がる、ぶら下がる」など実に多様な動きがあります。様々な運動を広い園庭とホールで行い、心と体の育ちを促します。運動をする上で子どもの「できた!」に繋がることは大切です。しかし、できても・できなくても自然と湧いてくる心の感情に焦点を当て、次に繋げることが大切だと考えます。結果を評価するのではなく、子どもの意欲・関心を高め、運動が好きになるよう関わっています。
園と周辺の自然環境を活かした保育をしています。
花や植物、虫や鳥など、動植物から学ぶことはたくさんあります。
時には収穫した果物や野菜をデッサンし、豊かな感性や情緒を育んでいます。
また四季を通じて起こる様々な事象を体験し、工夫して遊ぶ力を育みます。
プロの演奏家に指導に来ていただき、様々な楽器に触れ演奏します。
音感やリズム感は運動能力や脳の発達に深く関係しており、表現力や創造性も育みます。
いろいろな演奏の機会を経て、年長になると約1,200人収容可能な大ホールでの
音楽祭に参加します。
専門講師による体育指導です。理念に「健全な心は、健康な体から」と掲げ、
体育あそびではカバーできない、動きの多様化と洗練化を目指します。
また体力・運動能力の向上はもちろん、協調性やコミュニケーション能力、
認知能力の発達を促します。
子どもの成長過程で大切な知能や言語を「走る・跳ぶ・投げる」などの運動を通して年齢に応じた体育指導を行っています。
あそびの中で、「楽しく自然に」英語が身につくレッスンを実施しています。
子どもたちが英語学習に前向きに取り組む習慣をつけながら、世界で通用する国際人の基礎を育みます。